米ラティス(Lattice Semiconductor)は、システムレベルのセキュリティーを担保する機能を備えたFPGA「MachXO3D」を発表した(ニュースリリース1)。同社でMarketing Director, Asia Pacificを務めるYing J. Chen氏が来日し、2019年5月23日に報道機関向け会見を開いて、新製品を紹介した。

Ying J. Chen氏(右端)。日経 xTECHが撮影。スクリーンはLatticeのスライド
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 新製品のMachXO3Dは、既存のFPGA「MachXO3」(関連記事1)にセキュリティー機能を追加した製品である。「製品名に追加された"D”は、dimensionではなく、つまりMachXO3Dは3次元のMachXO(FPGA)ではない。"D”はdefenseを意味しており、攻撃に対する防御機能(セキュリティー機能)を備えたセキュアーなMachXO3である」(同氏)と最初に説明した。

 同氏が見せた、新製品の機能ブロック図には、真の乱数発生器や暗号化回路といったセキュアーエレメントICでよく見る回路や、セキュアーに内部のFPGAファブリックを構成するための回路などが描かれている。例えば、新製品をレジリエントサーバーに適用すると、既存の設計で必要だった2つのPLDとMCUを、1つのMachXO3に置き換えることが可能とのことだった。

 想定する新製品の応用先は広い。スイッチやルーターなどの通信機器、サーバーや企業用PCなどのコンピューター、FA向けの産業機器、ADAS/自動運転向け車載機器などを同氏は挙げた。

新製品の機能ブロック図。Latticeのスライド
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応用例。左は既存製品を使った場合。右は新製品を使った場合。Latticeのスライド
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