バイエル薬品、MRI画像から病変リスクを検出する技術の実用化目指す

ベンチャー企業からアイデアを公募

2019/05/17 05:00
高橋 厚妃=日経 xTECH/日経デジタルヘルス

 バイエル薬品は、ベンチャー企業と提携し、AIを活用してMRI画像から病変リスクなどを検出するシステムの開発を目指す。2019年5月13日に開催した、オープンイノベーションプログラム「G4A Tokyo Dealmaker 2019」の説明会で明らかにした。

 G4A Tokyo Dealmakerは、ベンチャーやIT企業などから、バイエル薬品が提示する課題を解決するデジタル技術を公募するもの。応募した企業とバイエル薬品が、開発の方向性などで合意した段階で覚書を締結。共同で研究開発を行う(関連記事)。

 今回公募する領域は、同社が注力しているラジオロジー(放射線医学)だ。バイエル薬品は、血管造影剤やMRI用造影剤の他、造影剤を体内に自動で注入する医療機器、画像解析のためのワークステーションなどの販売やメンテナンスを手掛けている。

課題「MRI画像の診断サポートとAIによる病変リスクのスクリーニング」
(出所:バイエル薬品)
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 公募する具体的な課題の1つは、MRI画像の診断サポートとAIによる病変リスクのスクリーニング。画像診断のサポートツールを開発し、放射線科医による読影時間を短縮する技術を募集する。「純粋に製品化を目指している」とバイエル薬品の医療用医薬品部門ラジオロジー事業部ストラテジックパートナーリレーションズ&イノベーションの三川雅人部長は説明する。

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