富士通は2019年5月14日、東京国際フォーラム(東京・千代田)で同社の最新の技術や取り組みを紹介する年次イベント「富士通フォーラム2019」について、5月17日の一般開催に先駆けてメディア向け内覧会を開いた。IoT(インターネット・オブ・シングズ)やAI(人工知能)といったデジタル技術を様々な業種に適用したショーケースや、理化学研究所と共同で開発を進めるポスト「京」の試作機など、約100種類の新技術を披露した。

Armベースのプロセッサーを搭載したポスト「京」の試作機
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1000万台の交通シミュレーションにVRショッピング

 にぎわいを見せていたブースの1つが交通(モビリティー)だ。カメラやクルマからIoT機器経由でデータを収集・分析して、コンピューター上に現実と同じ交通状況を再現。データ圧縮技術や位置推定技術を使って、1000万台のクルマの状況をリアルタイムで把握できるデモを展示した。蓄積したデータなどから将来の交通状況をシミュレーションできるという。

渋滞発生シミュレーションのデモの様子
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 VR(仮想現実)を使ったEC(電子商取引)サイトの「進化版」ブースもにぎわっていた。同社はVR技術とEC向けの情報管理基盤を組み合わせ、「デジタルマーケティング」と位置付ける

 ブースでは実際にデジタルマーケティングを体験できる。HMD(ヘッド・マウント・ディスプレー)を装着すると目の前に商品のぬいぐるみが現れた。好きな角度から眺めたり、部屋を再現した仮想空間の好きな場所に置いたりすることで購入後のイメージを明確にできる。

デジタルマーケティングのデモの様子
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