富士通はプライベートイベント「富士通フォーラム2019」(2019年5月16日/17日に特別招待/一般公開)を報道機関向けに先行公開した。その1角に、FPGAアクセラレーターの開発成果を見せるコーナーがあった。MPUで稼働していたハイパーバイザーソフトウエアの一部機能をFPGAにオフロードするもの。同社は1年前の「富士通フォーラム2018」でこのFPGAアクセラレーターを開発することを公表している。開発に1年かかったが、近く同社のサーバーユーザー(通信キャリアなど)への提供を始める。

FPGAアクセラレーターの開発成果を見せるコーナー。日経 xTECHが撮影
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 説明員によれば、開発のきっかけは米Intelからの呼びかけだったという。旧・米Alteraを買収して以来、IntelはFPGAをアクセラレーターとしてMPUと組み合わせることを積極的にアピールしてきた。その一環で、Intelはサーバー向けMPU「Xeon スケーラブル・プロセッサー」のダイとFPGA「Arria 10」のダイを1パッケージに収めた「Xeon Gold 6138P」を開発し、2018年5月に出荷開始した(関連記事)。Intelは製品の市場投入だけでなく、サーバー各社にこのXeon Gold 6138Pの応用例を開発するように依頼したという。

MPU「Xeon スケーラブル・プロセッサー」のダイとFPGA「Arria 10」のダイを1パッケージに収めた「Xeon Gold 6138P」を活用。日経 xTECHが撮影
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 富士通は、MPU上で稼働していたハイパーバイザーソフトウエアの一部機能をFPGAにオフロードして、仮想マシン処理の高速化を狙うことにした。説明員によれば、Intelの依頼を受けたサーバーメーカーで、ハイパーバイザーのFPGAアクセラレーター化に取り組んでいるのは同社1社だという。他のサーバーメーカーもXeon Gold 6138Pの応用事例の開発に取り組んでいるものの、アプリケーションは異なるとのことだった。

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