東芝は、周囲の空間の3次元的な認識に使う距離画像センサーLiDAR(Light Detection and Ranging)の性能を、自動運転車に求められる水準にまで高める技術を開発した。200m遠方の物体を0.1度の空間分解能で認識できる(図1)。これまで開発してきた受光素子と信号処理の技術に、今回新たなアルゴリズムを追加し、解像度を2倍に向上した。

図1 自動車で求められる「200m先で0.1度の分解能」
(図:東芝)
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 LiDARでは、照射した近赤外レーザー光の対象物からの反射時間で距離を計測するToF(Time of Flight)技術を使う(図2)。照射光をスキャン(走査)して多点の距離画像を得る。同社は、反射時間を照射光と反射光の時間差を直接計測する直接ToFを採用している。

図2 反射光の時間で距離を計測
(図:東芝)
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