全固体電池を体内に、10年もつ医療機器向けが開発

2019/04/18 05:00
三宅 常之=日経 xTECH/日経エレクトロニクス

 全固体電池技術のベンチャー企業である英Ilika Technologiesは、体内に埋め込む医療機器に向けたLi(リチウム)イオン2次電池を開発した(図1)。同社の全固体電池技術を使う。ワイヤレス給電で体外から充電でき、最大10年間の寿命が期待できる。既に医療機器メーカーが、健常者の肺動脈の血圧などをモニタリングして不調を事前に検知する予防医療機器の開発に利用しているという。

図1 体内埋め込み機器に使える全固体電池(写真:日経 xTECH)
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 体内埋め込み機器に使える今回の電池の応用は広い(図2)。前述の予防医療機器以外に、神経を刺激してパーキンソン病などを治療する機器、血糖値に合わせて最適なインシュリンを排出する機器などがある。涙の成分を監視するコンタクトレンズなどもある(図3)。

図2 開発した全固体電池の応用例
(図:Ilika)
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図3 スマートコンタクトレンズの充電ケースにも
(図:Ilika)
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