日立製作所が80年近くの歴史を持つ中央研究所の門戸を開いた。2019年4月11日、中央研究所内にオープンイノベーションを加速する拠点「協創の森」を開設した。同拠点を中心に研究開発の「脱自前」を急ぎ、IoT(インターネット・オブ・シングズ)基盤「Lumada(ルマーダ)」などを活用した新たな商品やサービスを生み出す狙いだ。

 協創の森は、研究棟の「協創棟」を中心に構成する。協創棟は、350人を収容できる「日立馬場記念ホール」、アイデアソンやハッカソンを開く「NEXPERIENCEスペース」、日立の最先端技術やLumadaなどを活用して試作版の製作と実証を繰り返せる「プロジェクトスペース」といった設備を備える。

 ここに企業や大学を呼び込み、中央研究所で働く約900人の日立の研究者やデザイナーと議論しながら新たなアイデアを生み出していく。「協創の森パートナープログラム」を立ち上げ、顧客などと連携したプロジェクトも始める。

日立が開設した「協創の森」内の研究棟「協創棟」
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