米インテル(Intel、以下Intel)は米サンフランシスコで2019年4月2日に開催したプライベートイベント「Intel Data-Centric Innovation Day」において、56コア集積のサーバー向けマイクロプロセッサー「Xeon」など、7種類の新製品を一気に発表した(日本語ニュースリリース)。日本法人のインテル(以下、インテル)は2019年4月9日に、これらの新製品を日本の報道機関向けに披露した(関連記事1)。

Intel Data-Centric Innovation DayでXeon Platinum 9200シリーズのウエーハーを見せる同社のNavin Shenoy氏(Intel executive vice president and general manager of the Data Center Group)。このイベントは2019年4月2日に米サンフランシスコで開催された。(写真:Walden Kirsch/Intel Corporation)
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 長い間コンピューティングカンパニーと名乗っていたIntelは、数年前からデータ・セントリック・カンパニーへの進化を訴えるようになっている。コンピューティングカンパニー時代は売りモノは専らマイクロプロセッサー(MPU)だったが、データ・セントリック・カンパニーになってからは製品ポートフォリオを広げてきた。「データの移動、保存、処理のすべてに対して製品を提供する」(インテルの発表会に登壇したIntelのJason L. Grebe氏、Corporate Vice President, General Manager, Cloud Platforms and Technology Group)。Intel Data-Centric Innovation Dayでは、その移動、保存、処理のすべてに対して新製品を発表した。「合計で7種類の新製品を発表したのはIntel史上初めて」(同氏)。

インテルが2019年4月9日に東京で開催の報道機関向けイベントに登壇したIntelのJason L. Grebe氏(右端)。7つの新製品を紹介した。スクリーンの下にあるのはXeon Platinum 9200シリーズのウエーハー。日経 xTECHが撮影。スクリーンはIntelのスライド
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 データの移動に対する新製品は1つで、EthernetコントローラーICおよびカードの「Ethernet 800シリーズ」。データの保存に対する新製品は3つで、パーシステントメモリーの「Optane DC Persistent Memory」と、Optaneメモリーを使うSSDの「Optane DC SSD D4800X」およびQLC 3D NANDメモリーを使うSSDの「SSD D5-P4326」。データの処理に対する新製品は3つで、データセンター向けMPUの「第2世代Xeon Scalable Processor」、エッジ処理やNFV(Network Functions Virtualization)、ミッドレンジストレージ向けMPUの「Xeon D-1600 processor」、10nmプロセスで作るFPGA「Agilex」である。このうち、Agilexに関しては、日本の報道機関向けの説明会が開催されており(関連記事2)、そのほかの6つの新製品のポイントを以下に紹介する。

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