ルネサス エレクトロニクスは2019年3月29日、同社半導体工場の一時生産停止と米IDT(Integrated Device Technology)の買収に関して説明した。工場の一時生産停止に関しては、「需要減少時にコストを削減するための措置であり、顧客への供給は止めない」(同社社長兼CEO(最高経営責任者)の呉文精氏)と述べた。

ルネサス社長兼CEOの呉文精氏。手に持っているのはIDTとルネサスのチップを組み合わせたリファレンスデザインの一例。(撮影:日経 xTECH)
[画像のクリックで拡大表示]

 同社は2019年2月の決算発表で「売上高は2019年第1四半期(1~3月)が底で、第2四半期に向けて回復する見通しだが、下期(7~12月)は見通しにくい」(同社)としていた。下期が見通しにくい理由として、米中の貿易摩擦や中国の景気低迷、英国の欧州連合(EU)離脱の影響などを挙げていた。このため、同社は下期に売上高が大きく回復しなくても利益を出せるように、コストを抑える方針だった。具体的には、3月初旬から工場の一時生産停止を検討した。

この先は有料会員の登録が必要です。今なら有料会員(月額プラン)が12月末まで無料!

日経 xTECHには有料記事(有料会員向けまたは定期購読者向け)、無料記事(登録会員向け)、フリー記事(誰でも閲覧可能)があります。有料記事でも、登録会員向け配信期間は登録会員への登録が必要な場合があります。有料会員と登録会員に関するFAQはこちら