ホンダが2輪車の電気自動車(EV)化を急いでいる。開発を進めている商用の小型EVスクーター「BENLY ELECTRIC」の試作モデルを「東京モーターサイクルショー2019」(2019年3月22~24日、東京ビッグサイト)で公開した(図1、2)。駆動用の電池パックを「交換式」にして、EVの弱点である充電中の待ち時間を大幅に減らす。

図1 ホンダが公開した電池「交換式」商用EVスクーター「BENLY ELECTRIC」の試作モデル(撮影:日経 xTECH)
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図2 交換式の電池パックは座席下に2個搭載する見通し、EVの弱点である充電中の待ち時間を大幅に減らす(撮影:日経 xTECH)
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 ホンダが既に展開しているガソリン車仕様の「BENLY」をEV化した。BENLYの排気量は、50ccや110ccと比較的小さい。小回りの利く車両の特性を生かし、新聞や飲料のラストワンマイル輸送に使うことが多い。深夜や早朝に住宅街を走り回ることも多く、エンジンに比べて駆動時の騒音を抑えやすいEVの需要は根強く存在している。配達用車両は企業のロゴなどが入る「走る広告塔」だ。この車両のEV化によって、CSR(企業の社会的責任)活動向けに企業の購入を促す。

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