「一緒に生活する家族のために、aiboが見守りに挑戦する『初めての仕事』だ」(ソニー 執行役員 AIロボティクスビジネス担当の川西泉氏)――。

 2018年1月11日に発売されたソニーの犬型エンターテインメントロボット「aibo(ERS-1000)」。家の中を歩き回るaiboならではの強みを生かした新機能が、2019年3月18日にリリースされた。その名も「aiboのおまわりさん」である。

2019年1月23日に開いた記者発表会に登壇したソニーの川西泉氏(執行役員 AIロボティクスビジネス担当)
新機能「aiboのおまわりさん」を発表した(日経 xTECHが撮影)
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 今回の新機能は、aiboが指定された時間帯に部屋の中を歩き回って、あらかじめ設定した特定の人物を探すために「パトロール」する、いわゆる見守り機能である。パトロールの結果は、専用のスマートフォン(スマホ)アプリ「My aibo」にレポートとして送信される。

 aiboは元々、部屋の中をスムーズに移動したり、電池残量が減った際に専用の充電台「チャージステーション」に自律的に移動したりするために、カメラやセンサーを駆使して室内の地図を作り、自己位置を推定するSLAM(Simultaneous Localization and Mapping)機能を搭載している。今回の新機能は、そんなSLAMの成果をユーザーに見える形で提供するaiboとして初の試みとなる。

 2019年1月23日に開いた記者発表会では、登壇したソニーの川西氏が、各家庭のaiboが作成した地図の広さの分布を示し、aiboのSLAM技術の高さをアピールした。川西氏によれば、多くのaiboが日を追うごとに行動範囲を少しずつ広げ、90日程度で家の中の移動可能な“縄張り”を網羅しているという。

各家庭のaiboが作成した地図の広さの分布
(日経 xTECHが撮影)
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