交通事故を減らすため自動車メーカー各社は、自動ブレーキの夜間歩行者対応を加速させている。そのためには新型車に加えて、既に販売した1世代以上前の旧型車への対応が必要になる。ただし、旧型車には新型車の最新システムが搭載できない。後付けできるシステムが不可欠である。

 後付けの予防安全システムで先行するイスラエル・モービルアイ(Mobileye)は、単眼カメラだけを使う旧型車向けの「衝突警報システム」と「右左折の巻き込み警報システム」を、夜間の歩行者や自転車、二輪車に対応させる。数年以内に同システムを製品化する計画である。

 これらの予防安全システムを夜間の歩行者などに対応させるためモービルアイは、単眼カメラの画像処理チップに最新版の「EyeQ4」を採用する。現行システムは1世代前のチップ「EyeQ2」を使っているため、昼間の車両や歩行者などにしか対応できなかった(図1)。

図1 処理チップ「EyeQ」シリーズの性能比較
(出所:モービルアイ)
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