トヨタ自動車は2019年2月18日、主力バン「ハイエース」の海外向け新シリーズを東南アジア・フィリピンで発表した(図1、2)。バン専用の新プラットフォーム(PF)を適用し、従来よりも車両サイズを大きくした。最大で17人まで乗れる仕様を用意する。2019年3月を予定するフィリピンでの発売を皮切りに、2020年にかけて新興国を中心に順次投入していく。「日本は市場環境が異なる」(トヨタ)ため、現行モデルを継続して販売する計画だ。

図1 トヨタ自動車が2019年3月からフィリピンで発売する新型「ハイエース」、斜め前から(出所:トヨタ自動車)
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図2 斜め後ろから(出所:トヨタ自動車)
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 人やモノを運ぶ商用車としての位置付けが強いハイエースは、用途に応じて車両サイズと室内空間にバリエーションを用意する必要がある。車両サイズは大きく2種類。「ショート・標準ルーフ」と「ロング・ハイルーフ」である。共に日本でも販売している現行モデルのハイエースに対して全長や全幅を大きくした。

 基準グレードとなるショート・標準ルーフの車両寸法は、全長5265×全幅1950×全高1990mm。従来モデルの同仕様に比べて全長は570mm、全幅は255mm、全高は10mm大きくした。ホイールベースは3210mmで同640mm拡大した。

 ロング・ハイルーフの車両寸法は、全長5915×全幅1950×全高2280mmである。従来モデルの同仕様に対して全長は535mm、全幅は70mm大きくなった。一方で、全高は5mm下げた。ホイールベースは3860mmと同750mm拡大した。積載容量は現段階では明かしていないが、「世界各国のパレットを積載可能にした」(トヨタ)という。

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