ホンダは2019年2月19日、欧州と中東の工場における完成車の生産を2021年末までに終了すると発表した。生産を終了するのは英国のスウィンドン(Swindon)工場と、トルコのチャイロヴァ(Cyairova)工場である。

 同日に会見した社長の八郷隆弘氏は、「グローバルの生産体制を見直す一環として、両工場の生産終了を決めた」と述べた。英国の欧州連合(EU)からの合意なき脱退(合意なしブレグジット)の影響については、「今回の決定はブレグジットとは関係ない」と強調した(図1)。

図1 ホンダ社長の八郷隆弘氏
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 英国のスウィンドン工場では現在、中型車「シビックハッチバック」と「同タイプR」を生産している。2018年の生産台数は約15万台で、フル生産の状態にある。

 トルコのチャイロヴァ工場では、「シビックセダン」を生産。年産能力は5万台で、2018年には3万8300台を生産した。これらの2工場の生産を終了する理由について八郷氏は、「次期シビックをどこで造るのが最も効率的かという観点から決断した」と述べた。

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