ウェザーニューズは花粉量を予測するサービスをIoT技術で刷新。観測機器を様々な場所に置けるようにして、予測精度を高めた。憂鬱な季節を迎える花粉症の人に朗報となるか。

 ウェザーニューズは花粉の飛散量をきめ細かく観測するサービスを2019年1月末に始めた。2005年から花粉症のシーズンに合わせて提供してきたサービスを強化した。気温や湿度、風向きといった気象情報を組み合わせ、指定した地点について24時間先までの飛散量を1時間単位で高精度に予測する。「明日午後3時の千代田区は花粉が多いからマスクを持っていかないと」など、事前の対策が立てられる。

ポールンロボの外観
(出所:ウェザーニューズ、以下同)
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 新サービスを支えるのが花粉量を計測するIoT(インターネット・オブ・シングズ)機器「ポールンロボ」だ。人の顔を模した直径およそ15センチメートルの球状のセンサーである。ベランダや軒先にぶら下げて設置する。口に相当する部分から成人の呼吸量とほぼ同量の空気を吸い込み、空気にレーザーを照射して花粉の数を計測する。花粉の量に応じて目に当たる部分の色が白、青、黄、赤、紫と5段階に変化する。

 ウェザーニューズは同社の気象情報サービスの有料会員向けにポールンロボを約1000台配布した。各地の観測データを1分ごとに集め、独自の計算式によって花粉量データを算出する。現在の飛散状況や予測のデータは、同社のスマートフォンアプリ「ウェザーニュースタッチ」やウェブサイトで誰でも無料で参照できる。

花粉情報画面の例
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