マツダの中国販売に急ブレーキがかかった。同社が2019年2月6日に発表した2018年度第3四半期累計(2018年4~12月)の連結決算によると、中国の販売台数は前年同期に比べて20.5%減少の19万5000台にとどまった。

 同日に開いた会見でマツダ常務執行役員の藤本哲也氏は、「景気減速による販売環境の悪化が継続し、Mazda3(日本名:アクセラ)をはじめとする主要車種の販売が振るわなかった」と述べた。2018年度通期(2018年4月~2019年3月)の販売台数も、前年度に比べて22.5%減少の25万台になる見通しである(図1)。

図1 マツダ常務執行役員の藤本哲也氏
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 中国の新車販売台数は2018年に、28年振りに前年実績を割り込んだ。こうした状況を受けて、ホンダの2018年の中国販売台数は約143万台と前年に比べて減少したが、新型車の投入によって2019年は増加を目指す。

 トヨタ自動車も2019年に160万台の販売を計画しており、2018年より10万台以上の増加を目指す。他の日本メーカーが強気の販売計画を打ち出す中で、マツダの不振が目立つ。

 中国では景気の減速感が強まり、消費者の購買意欲が下がっている。また、中国政府は2017年末に、小型車の自動車取得税の減税措置を終了した。これにより2017年後半から、減税措置の終了前の駆け込み需要が発生。その反動で18年度第3四半期累計では、前年同期に比べて新車販売が落ち込んだ。

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