ドイツ・フォルクスワーゲン(Volkswagen、VW)グループは2019年1月25日、電動車戦略の強化を目的に、内製部品の開発・製造を担う新ブランド「フォルクスワーゲン・グループ・コンポーネンツ(Volkswagen Group Components)」を2019年1月1日付けで設立したと発表した(リリース)。

左がStefan Sommer氏、右がThomas Schmall氏(出所:VWグループ)
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 VWグループは世界に61の部品工場があり、8万人のグループ従業員が部品を開発・生産している。これらがVolkswagen Group Componentsとして独立した。自動車部品サプライヤーとしては「世界最大規模」(同グループ)になる。

 新ブランドでは、VWグループの部品工場を5つの領域に再編した。エンジンとファウンドリー(engine and foundry)、ギアボックスと電動システム(gearbox and electric drive)、シャシー(chassis)、シート(seats)、eモビリティー(e-mobility)、である。電動車を重視し、これまでのエンジン関連はエンジンとファウンドリーに集約し、新たにeモビリティーを設立した。

 電動車の要である電池に関しては、「生産からリサイクルまでエンドツーエンドで手がける」(VWグループ取締役会メンバーであるStefan Sommer氏)という。電池セルはSalzgitter、電池システムはBrunswickの部品工場でそれぞれ開発・生産する。これにはVWグループのMEB(Modular Electric Platform)向けの電池も含まれる。電動車の電池が寿命を迎えると、その一部は他の用途でリサイクルされる。例えば、ドイツHanover市の部品工場で新たに生産される予定の充電ステーションなどに使われる。

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