2018年12月、ポーランドで第24回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP24)が開かれ、2020年からの温暖化対策について国際的な枠組みを定めた「パリ協定」を実施するためのルールが幾つか策定された。

 その1つに欧州委員会(EC)による、大型車からのCO2排出量削減目標がある。欧州委員会は2019年を基準として、2025年に15%減、2030年までに同30%削減するという目標を採択した。欧州で大型車のCO2排出量の目標を設定したのはこれが初めてという。まず大型トラックに対する規制が始まり、2022年には小型トラック、バス、コーチ、トレーラーなど他の車両タイプも含まれるようになる。欧州のトラック業界が運搬する貨物は年間140億トン(t)に上り、欧州全体の陸上貨物輸送の72%に当たるという。CO2排出量は全体の5%を占めている。

欧州は2030年までに大型車のCO2排出量を30%削減
(写真:Daimler Trucks)
[画像のクリックで拡大表示]

この先は有料会員の登録が必要です。今なら有料会員(月額プラン)が4月末まで無料!

日経 xTECHには有料記事(有料会員向けまたは定期購読者向け)、無料記事(登録会員向け)、フリー記事(誰でも閲覧可能)があります。有料記事でも、登録会員向け配信期間は登録会員への登録が必要な場合があります。有料会員と登録会員に関するFAQはこちら