ショートメッセージサービス(SMS)を使ってユーザーを偽サイトに誘導する「SMS詐欺」が再び流行している。当初は佐川急便をかたってAndroidスマートフォン(Android端末)を狙う手口がほとんどだったが、現在ではiPhoneを狙う手口が出現。ヤマト運輸やNTTドコモをかたる詐欺も確認されている。知人以外からのSMSには十分注意する必要がある。

iPhoneもターゲットに

 セキュリティーに関する相談を受け付ける情報処理推進機構(IPA)には、2018年1月以降、SMS詐欺に関する相談が寄せられている。1月は5件、2月は3件、4月は1件とわずかだったが、7月に急増。1カ月で110件に達した。

 その後減少し、沈静化に向かうと思われた。ところが同年10月に再び急増。11月には200件近くの相談が寄せられた。

IPAに寄せられた「佐川急便をかたる偽SMS」に関する相談件数の推移
(出所:IPA)
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 急増の理由は、Android端末に加えてiPhoneもターゲットにする手口が出現したためだ。攻撃者が用意する偽サイトでは、スマートフォンから送られるUser-Agentという情報を見て、ユーザーの機種を判別し、その後の詐欺の手口を変える。

アクセスした端末によって手口を変える
(出所:IPA)
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