マツダは、つり作業の安全性を高めるからくり「一発楽吊りくん」を「からくり改善くふう展」(2018年10月25~26日、主催:日本プラントメンテナンス協会)で披露した(図1)。クレーンでトレーを移動する際に利用する。マジックハンドのようにトレーをつかみ、質量が単体で250kgもあるトレーを安全かつ容易に移動できる。

図1 「一発楽吊りくん」
一発楽吊りくんを使った作業の様子(a)と、同からくりの模型(b)。下アーム内側の側面にカム機構が、中央下には位置合わせピンがある(左の写真:マツダ)
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 同からくりはトレーをつかむ下段アームと、クレーンにつられる上段アームから成り、カム機構と位置決め機構を備える。カム機構はアームの開閉を制御するもので、下段アーム内側のカムと上段アームに付属するロックピンで構成されている(図2)。位置決め機構はからくり中央にある位置合わせピンと、トレーの窪みから成り、トレーに対する同からくりの位置と向きを調整する(図3)。

図2 カム機構
カム機構は下段アームの内側のカムと、上段アームに付属するロックピンで成り立っている。カムの窪みにロックピンを引っ掛けてアーム開状態を維持する。
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図3 位置決め機構
位置決め機構はアーム中央の下向きの位置決めピンとトレー側の窪みを合わせて位置決めする。位置決めピンから突き出した短い棒がトレー側の窪みに設けた斜面と溝に沿って動いて向きをガイドする。
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