マツダは測定器具(ゲージ)の選定ミスなどを防止するからくり「ゲージの中のゲージたち…出てこいや!」を「からくり改善くふう展」(2018年10月25〜26日、主催:日本プラントメンテナンス協会)で披露した(図1)。同からくりはゲージを納める箱(ゲージホルダー)が上下2段にそれぞれ20個弱並んでいる。シリンダーブロックの品質チェック作業において、ワークの穴の大きさや深さなどを検査するのに使うゲージを、ペダルひと踏みで簡単に取り出すためのからくりだ。

図1 「ゲージの中のゲージたち…出てこいや!」
ゲージを納める箱(ゲージホルダー)が上下2段にそれぞれ20個弱並んでいる。ゲージホルダーに向かって右側面部にハンドル、足元にペダルがある。
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 同からくりは、向かって右側面部にハンドル、足元にペダルがある(図2)。ハンドルを回すと、その上部にある表示部の車種が切り替わる(図2中のアルファベット表記部)。作業者は、ハンドルを回して表示部を作業する車種に合わせ、足元のペダルを踏み込む。するとロックが外れ、使うべきゲージのゲージホルダーのみが傾いて手前に下りてくる(図3)。ゲージを取り出すと、傾いたゲージホルダーが自動で持ち上がって元の状態に戻る。これで簡単にゲージを取り出せるとともに、ゲージを利用したかどうかの確認が可能になる。

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図2 からくりのハンドルとペダル
ハンドルを回すと、その上部にある表示部の車種が切り替わる(ここではアルファベット表記)。作業者が車種に合わせて表示部を切り替えた後、足元のペダルを踏み込むと、利用するゲージホルダーのみロックが外れて手前に傾いて下りてくる。
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図3 ロック機構(説明用の模型)
ペダルを踏むとロック機構の下にある解除バーが上がり、利用したいゲージホルダーが自重で傾いて取り出しやすくなる。通常は、ゲージホルダー下端部の出っ張りにロックバーを引っ掛けてロックしている。

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