中国液晶パネル最大手の京東方科技集団(BOE Technology Group)の日本法人BOEジャパンは、既存のインターネット回線を使って8K映像を手軽に配信できる仕組みを開発した。「世界中の複数の視聴者に向けた8K映像のライブ同時配信、ビデオ・オン・デマンド(VOD)、ダウンロードがすべてインターネット経由で可能になる」(BOEジャパン 代表取締役社長の久保島力氏)。

 同社は2018年3月、TCP/IPによる1対1の8K映像ライブ中継に成功し、4月の展示会でデモンストレーションしていた(関連記事1)。今回は、インターネット経由で中継できるようにして、1対多や多対多の8K映像ライブ中継を実現可能にした。

 同社はアマゾン ウェブ サービス(AWS)上に「BOE映像配信クラウド」を構築しており、ここから8K映像を配信する。8K映像の受信には、同社が開発したセットトップボックス型の「8Kデコード・プレイヤー」を使う。インターネット接続環境があれば、LANケーブル1本で8K映像を受信できる。BOEのクラウドに接続し、視聴したい8Kコンテンツを選択すれば8K映像を楽しめる。

8Kカメラで撮影した映像をインターネット経由で配信する
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8Kモニターでほぼリアルタイムに8K映像を視聴できる。インターネットを経由して、8Kデコード・プレイヤーで映像を受信。HDMIケーブルでつないだモニターに映像を表示している
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