アイリスオーヤマは、米グーグルのAIスピーカー(スマートスピーカー)「Google Home」や米アマゾン・ドット・コムの同「Amazon Echo」シリーズに対応し、音声で操作できるLEDシーリングライトとLED電球を発表した。いずれも無線LANモジュールを本体に内蔵しているため、専用ハブは不要で家庭内の無線LANに直接接続できる。同社は無線LANモジュールを搭載する家庭用エアコンを2017年4月に発売しており、今回のLED照明2種はそれに続くスマート家電と位置付ける。

アイリスオーヤマは無線LANモジュールを搭載し、AIスピーカーやスマホアプリと連動するスマートLED照明として、シーリングライトと電球を発売する
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 同社の家電事業のモットーは、無線通信機能などの先進機能を盛り込みつつ、不要な機能を削ることで価格を抑えて値ごろ感を出す「なるほど家電」だ。LED照明もこうした製品の1つとしており、消費者用と業務用合わせて1万2000機種を販売している。これまで高額製品が相次ぐLED電球市場に“お手ごろ価格品”を投入するなどしてきたが、現時点でもLED照明の普及率はシーリングライトで35%、電球で55%にとどまっている。「まだLED照明の普及率は低い。これからは価格以外、つまり光の質や見え方、AIスピーカー対応などの付加価値も提案することで、LED普及に貢献したい」(アイリスオーヤマ 家電事業部 照明事業部 事業部長の伊丹泰平氏)。

 同社ではAIスピーカーを利用した音声操作などのスマート機能は照明の利便性を高めるとみる。一部のスマート家電・IoT住宅ユーザーからも同様の声が上がっていた(関連記事「今使えるIoT家電勝手にランキング、1位は照明」)。発表会では日本でのAIスピーカー所有率は2018年(予測)で約16%と低いことを示しつつ、「照明の音声操作はスタンダードになると考えている、我々がリーダーシップを取りながら、音声で操作できる照明を出し、スマートスピーカー市場も活性化したい」(アイリスオーヤマ 執行役員 家電開発部部長の原英克氏)とした。

日本のAIスピーカー(スマートスピーカー)の普及は遅れている。音声操作可能な対応機器が増えることで拡大する可能性がある
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