RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)を導入したいがコストがかさむのが難点。こんな企業の悩みに応える人材派遣・紹介サービスが相次ぎ登場している。RPAの開発・導入を担う人材を月額20万からと低料金で調達できるサービスも現れた。

 「RPA人材の派遣を大手ベンダーに頼むと、常駐型で月に数百万円かかる場合もある。コスト面のハードルを下げる」。クラウドソーシングを手掛けるクラウドワークスの酒井勇輔フォージ事業部長はこう強調する。

 クラウドワークスは2018年9月、RPA導入支援サービス「Forge RPA」の提供を始めた。ソフトウエアロボット(ソフトロボ)の開発や保守を担う人材派遣サービスを、RPAテクノロジーズのRPAツール「BizRobo!」などとともに提供する。料金は月額20万円からだ。

料金は大手コンサルの半額以下

 2018年9月から10月にかけて、人材サービス会社によるRPA人材派遣・紹介サービスが相次ぎ登場している。クラウドワークスのほか、フリーランスのコンサルタントを紹介しているみらいワークスと転職支援などを手掛けるビースタイルが10月1日に始めた。みらいワークスの「RPAプロフェッショナルズ.jp」は業務分析コンサルタントやエンジニアを派遣・紹介。ビースタイルの「RMaD」はNTTデータのRPAツール「WinActor」を使ってソフトロボを開発するエンジニアを派遣するサービスだ。

 7月にWinActor向け人材派遣サービスを始めた、人材サービス大手のパーソルグループは9月に米UiPathのRPAツール「UiPath」も対象とした。これに先立ちRPA教育サービスのMAIAは5月、RPAテクノロジーズなどと共同でBizRobo!を使う女性開発人材を派遣する「RPA女子プロジェクト」を始めた。

 各社はサービス料金を安価に設定している。MAIAは月額30万円から、パーソルグループは同70万円からだ。ビースタイルは時給3500円からで、1日8時間・月20日間だと56万円となる。みらいワークスは月額130万円からで「大手コンサルティング会社の料金の2分の1から3分の1程度に当たる」(みらいワークス)という。

 RPA人材の派遣・紹介サービスは2017年ごろに登場したが、企業のニーズに合うものは限られていた。新サービスの相次ぐ登場で選択肢は一挙に広がった。

RPA人材サービスの3つのパターン
[画像のクリックで拡大表示]

この先は有料会員の登録が必要です。今なら有料会員(月額プラン)は12月末まで無料!

日経 xTECHには有料記事(有料会員向けまたは定期購読者向け)、無料記事(登録会員向け)、フリー記事(誰でも閲覧可能)があります。有料記事でも、登録会員向け配信期間は登録会員への登録が必要な場合があります。有料会員と登録会員に関するFAQはこちら