システムインテグレータの永和システムマネジメントは2018年10月1日、開発拠点「Agile Studio Fukui(アジャイルスタジオ福井、ASF)」を福井市に設立する。同社のエンジニア約20人が顧客であるユーザー企業とともにアジャイル開発手法を活用してアプリケーション開発を進める。同社の平鍋健児社長は「地方におけるアジャイル開発拠点は業界初。当社のアジャイル事業拡充に加えて、地方活性化に寄与したい」と意気込みを語る。

コンセプトは和洋折衷

 ASFは福井市にある永和システムマネジメント本社の1階に置く。

「Agile Studio Fukui(アジャイルスタジオ福井、ASF)」の入り口
[画像のクリックで拡大表示]

 同社の岡島幸男ASFディレクターは「コンセプトは和洋折衷」と説明する。ASFに入って右半分の領域は洋風の開発スペースが広がる。

入って右半分の領域は洋風のつくりだ
[画像のクリックで拡大表示]

 ホワイトボードや付箋を貼れる壁などを使って、チームが密に活動できる。「椅子や机、ディスプレーなどもメンバーがこだわって選んだ」(岡島ディレクター)。

 東京や沖縄にある同社拠点と結んだテレビ会議システムも用意。「東京にいる顧客と福井のメンバーが会議を開くといった使い方もできる」(平鍋社長)。米グーグルのクラウド環境などを利用し、開発も複数拠点が協調しつつ進められるという。

 入って左半分に目を転じると、雰囲気が一変。和風の領域が広がる。壁は障子で、畳や座敷もある。

左半分の領域は和風
[画像のクリックで拡大表示]

 岡島ディレクターは「居心地の良い空間を追求した結果、懐かしさを感じる和と洋を組み合わせた拠点となった」と説明する。平鍋社長は「アジャイル開発は本来、大量生産に向かない。職人が作業する工房の雰囲気にしたかった」と語る。

この先は有料会員の登録が必要です。有料会員(月額プラン)は初月無料!

日経 xTECHには有料記事(有料会員向けまたは定期購読者向け)、無料記事(登録会員向け)、フリー記事(誰でも閲覧可能)があります。有料記事でも、登録会員向け配信期間は登録会員への登録が必要な場合があります。有料会員と登録会員に関するFAQはこちら