ソフトバンクグループの米Sprint(スプリント)は、2018年9月12日から米国ロサンゼルスで開催しているモバイル関係の展示会「MWC Americas 2018」のプレスカンファレンスで、セキュアーなIoT基盤「Curiosity IoT」を発表した。同基盤は、ソフトバンクグループの他の企業や出資先ベンチャーなどとの協業で作り上げたもの。英Armのセキュリティー技術基盤「Platform Security Architecture:PSA」や、米Packetの「ベアメタルクラウドサービス」(OSなどを搭載していないまっさらな物理サーバーを占有して時間貸しするサービス)などを活用し、チップからクラウドまでセキュアーで、かつ低遅延、低コストのIoT基盤を実現できるという。発表会では、Sprint IoT & product development, senior vice presidentのIvo Rook氏が登壇し、こうした特徴をアピールした。。

Curiosity IoTについて説明するSprintのRook氏(撮影:日経 xTECH)

 Curiosity IoTは、大きく二つの要素からなる。1つは、「CORE」と呼ぶ、IoT向けのネットワーク構築に必要な機能群ある。COREによって、例えば、データを取得するセンサーデバイス(IoTデバイス)のそばにある、Packetのベアメタルサーバーを利用して、センサーデバイスからIoTサービスに向けたインテリジェントな処理を実行するIoTアプリまでの距離を短縮する。従来の1000マイルほどから、50マイル以下にできるという。これにより、低遅延にインテリジェントな処理を実行できる点をアピールしていた。

COREの概要(図:Sprintのスライド)
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COREによって、センサーデバイスからIoTアプリまでの距離を短縮する。上が従来、下がCOREの場合(図:Sprintのスライド)
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