ヤマハ発動機は、AI(人工知能)による自律制御機器の開発に向けて、米NVIDIA(エヌビディア)のGPUボードコンピューター「Jetson AGX Xavier」を採用した。現在開発中の自動運転車両やドローンなどに順次適用していく。

 GPUボードの他、GPUプログラミング環境「CUDA」やロボット開発環境「Isaac」も採用する。これによって、深層学習(ディープラーニング)技術を使ったソフトウエア開発やシミュレーションを効率化できる。これまでヤマハ発動機はNVIDIAのハードウエアや開発環境を主に研究開発用途で使っていたが、今後は製品開発に生かす。「機器の知能化にGPUを使うのは当然として、CUDAやIsaacの採用が重要だと考えている」(ヤマハ発動機 先進技術本部研究開発統括部長の村松啓且氏)。

まずは無人農業用車両から

 Jetson AGX Xavierを活用する予定の製品は、無人農業用車両、ゴルフカートをベースとする自動運転車両「PPM(Public Personal Mobility)」、産業用ヘリコプターおよびドローンなどである。将来的には、産業用ロボットや無人船舶などでの活用も想定しているという。

ゴルフカートをベースとする自動運転車両「PPM(Public Personal Mobility)」(出所:ヤマハ発動機)
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産業用ヘリコプターとドローン(出所:ヤマハ発動機)
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