東京理科大学発のベンチャー企業で、アシストスーツを手掛けるイノフィス(東京・新宿)は2018年9月3日に同大神楽坂キャンパス(東京・新宿)で新製品発表会を開き、9月から発売した装着型作業支援ロボットの新製品「マッスルスーツEdge」をお披露目した。価格は49万8000円(税別)と従来の「マッスルスーツ」の70万円(同)に比べて約3割、20万円安価で、重量も約14%軽くなったが補助力は同等とした。同社の古川尚史社長・CEO(最高経営責任者)が「1年間で1000台の出荷を目指す」と力を入れる戦略商品だ。

新製品の「マッスルスーツEdge」(右)と従来品のマッスルスーツ
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 マッスルスーツは背中に動力機構を背負って装着、腰と太ももをサポートして姿勢に応じた補助力を発生し、荷物を持ち上げる動きなどでの腰の負担を軽減するアシストスーツ。古川社長によると「従来品の構成部品を見直した。切削加工品を“量産加工品”に置き換えるなどの工夫でコストダウンした」と説明する。「中小企業などでも導入できる価格で、従業員の作業負担や労災リスクを低減する用途を狙う」とする。

補助力同等で約14%軽く3割安い

マッスルスーツEdge(カバーなし)を装着して重量物を持ち上げる
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 新製品のマッスルスーツEdgeは補助力を発生させるMcKibben型人工筋肉は従来品と同じく2本用いており、発生する最大補助力も25.5kgf(100Nm)と同等。一方で本体重量は4.3kgと約14%従来品より軽い。さらに膝フレームの可動範囲を動きやすくする改良も加えた。

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