「まさにこんな製品を待っていた」――。データセンター事業などを営むある国内IT企業の担当者は東芝メモリの新型SSDをこう高く評価する(関連記事)。その新型SSDとは、インターフェース規格「NVMe over Fabrics(NVMe-oF)」に準拠する、Ethernetに直接接続してリモートからデータアクセスできるSSDである。フォームファクター(形状)は「U.2」。東芝メモリはこのSSDの試作機を、フラッシュメモリーなどに関する世界最大級のイベント「Flash Memory Summit」(2018年8月7日~9日、米国サンタクララ開催)に初展示した。「NVMe-oFにネイティブ対応したSSDは業界初」(同社展示ブースの説明員)だという。

東芝メモリのブース。展示場の入り口の目の前の「一等地」にあった。
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 このSSDを使うことで、NVMe-oFに対応する「JBOF(Just a Bunch of Flash)」を簡素化し、従来に比べてコストを安く、データ転送を速く、消費電力を小さくできるという。構成が簡素な分、拡張性にも優れるとする。こうした特徴を備えることから、データセンター事業者などから「好評」(説明員)だという。なお、JBOFとは、複数のSSDを1つのシャシーに搭載したストレージ装置を指す。

NVMe-oF対応SSDと同SSDを利用したJBOF。JBOFのシャシーはカナダAupera Technologiesが開発した。日経エレクトロニクスが撮影
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今回のNVMe-oF対応SSDを利用したJBOF。日経エレクトロニクスが撮影
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