ジャパンディスプレイ(JDI)と室内ドアの専門メーカーである神谷コーポレーション湘南は、インターネット接続機能とディスプレーを備えた、IoTドア「FULL HEIGHT MILAOS(フルハイトミラオス)」を開発し、JDIの戦略発表会で公開した。全面鏡に見える室内ドアだが、中段部分は鏡と液晶画面を切り替えることができるミラーディスプレーになっている。ドアにはカメラ、マイク、スピーカーが内蔵されており、カメラで撮影した画像を数秒遅れで表示する「遅れ鏡」機能のほか、天気予報やスケジュール、ニュースなどを確認する機能、音声による操作機能を備える。2019年度の発売を目標とする。

JDIと神谷コーポレーション湘南が開発したIoTドア「FULL HEIGHT MILAOS(フルハイトミラオス)」。前面は上下に鏡、中段にミラーディスプレーを配した構造になっている。なお裏面は全面、高級素材である牝牛の皮張り。表面の皮部分を含めて約3頭分を使用しているという。ちなみに、両面牝牛の皮張り(5頭分使用)のドアは200万円(税別)とのこと
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 内蔵するディスプレーは、25型相当のミラーディスプレーだ。最近、ディスプレー機能を持つ鏡「デジタルミラー」がじわじわと話題になっている。一般的には、液晶パネルとハーフミラーを組み合わせることが多い。この場合、液晶パネルに表示した画像の低輝度部分でハーフミラーによる外光反射が顕著になるため、写真や動画などを表示するとギラつきが生じ、画像が鮮明に見えにくくなってしまう。そのため、大きな文字や簡単な図形などを表示するにとどまるケースが多い。今回の製品はハーフミラーと液晶の組み合わせとは異なる技術を採用し、鮮明な画像を表示できるようにしたとする。具体的には、液晶シャッターによって“鏡モード”と“ディスプレーモード”を切り替えるという。この切り替えは6つの領域で独立に行える。

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