「パソコンがウイルスに感染している」といった偽の警告画面をパソコン上に表示させて、偽のセキュリティソフトや有償サポートを売ろうとするネット詐欺が急増している。尾木ママこと教育評論家の尾木直樹氏も被害に遭ったことを自身のブログで2018年7月17日に告白。7月18日には情報処理推進機構(IPA)が、1カ月の相談件数が200件を超えたとして注意喚起している。

IPAに寄せられた偽セキュリティソフトに関する相談件数の推移
(出所:IPA)
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有償サポートも同時に売り込む

 IPAによると、多数確認されている手口は次の通り。詐欺師は、Webサイトの広告などに細工を施し、ユーザーがアクセスすると、「お使いのコンピュータはウイルスに感染しています」「Windowsのシステムが破損します」「○○○個のシステムの問題が見つかりました」といった警告画面やポップアップを表示させる。

偽警告のポップアップ画面例
(出所:IPA)
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 警告画面やポップアップが表示される際には、警告音や警告メッセージの音声を鳴らして不安をあおる場合がある。ユーザーを信用させるために、警告画面中に実在する有名企業のロゴを掲載する場合もあるという。

ロゴの無断使用例
(出所:IPA)
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