日本電産の勢いが止まらない。2018年3月期(2017年度:2017年4月~2018年3月)の売上高は、前年同期比24.1%増の1兆4880億9000万円、営業利益は同20.3%増の1676億3700万円で、5期連続の増収増益になった(図1)(日本電産の決算資料)。営業利益率は11.3%。2018年度も増収増益を狙う。具体的には、売上高1兆5750億円、営業利益1900億円、営業利益率12.1%を目指す。

図1 日本電産は5期連続の増収増益
(図:日本電産)
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 日本電産は2020年度に連結売上高を2兆円、連結営業利益率15%(3000億円)以上にすることを目標にかかげている。現在のペースで業績を延ばせば、「この目標を達成できる」(同社 代表取締役会長兼社長の永守重信氏)とみる(図2)。

図2 代表取締役会長兼社長の永守重信氏
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 2020年度に営業利益3000億円を達成するために、大きく3つの方針を掲げた。マネジメント体制の強化と事業ポートフォリオ転換に向けた構造改革、成長分野への投資である。

 中でも目を引くのが、成長分野への投資だ。3年間で5000億円の設備投資を行う。まずは2018年度に1500億円を投じる予定である。この金額は、2017年度の設備投資908億円の1.6倍以上に相当する(図3)。なお、18年度は別途、研究開発費として630億円を投じる。

図3 日本電産の設備投資と研究開発費
(図:日本電産、以下同)
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