米Dell Technologies(デルテクノロジーズ)は2018年4月第3週、オープンソースのネットワークOS「OpenSwitch」で稼働するプロトコルスタック「Enterprise L3 Package」を発表した。ルーティングプロトコルのBGP、OSPFのほか、冗長構成用のMCLAG(Multi-Chassis Link-Aggregation)、障害検知用のBFDなどが含まれる。

Dell Technologies Enterprise Solution Director Strategy SDN兼Linux Foundation Board Chair、OpenSwitch ProjectのAlley Hasan氏

 OpenSwitchは、オープンソースの持続可能なエコシステム構築支援を目的とする非営利コンソーシアム「Linux Foundation」が開発するホワイトボックススイッチ用のOS。ホワイトボックススイッチとは、市販のASIC、CPUを搭載した汎用的なハードウエアで稼働するL2/L3スイッチのこと。ハードウエアとソフトウエアが分離されており、ベンダー独自のハードウエアとOSを使ったL2/L3スイッチに比べてユーザーが機能を自由に追加・変更できるという特徴がある。Dell Technologiesは、Linux FoundationのOpenSwitchプロジェクトに主要メンバーとして参加している。

 Dell TechnologiesはOpenSwitchと有償サポートをセットにした「OS10 Open Edition」、OS10 Open Editionとデータセンター向けソフトウエアスタックを組み合わせた「OS10 Enterprise Edition」を提供する。「我々はMore Disaggregated(分離型)からMore Converged(統合型)まで様々な形態のOpenSwitchを提供している。自由に機能を組み合わせたい場合はOpen Edition、初めてOpenSwitchを利用するのであればEnterprise Editionを採用するのが早道だ」(Dell Technologies Enterprise Solution Director Strategy SDN兼Linux Foundation Board Chair、OpenSwitch ProjectのAlley Hasan氏)。今回発表したEnterprise L3 Packageは当面、OS10 Enterprise Editionの一部として提供されることになる。

この先は有料会員の登録が必要です。有料会員(月額プラン)は登録月無料!

日経 xTECHには有料記事(有料会員向けまたは定期購読者向け)、無料記事(登録会員向け)、フリー記事(誰でも閲覧可能)があります。有料記事でも、登録会員向け配信期間は登録会員への登録が必要な場合があります。有料会員と登録会員に関するFAQはこちら