図1 3M Conncted Roads Program Business LeaderのAndrew D.Dubner氏
図1 3M Conncted Roads Program Business LeaderのAndrew D.Dubner氏
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 米スリーエム(3M)は自動運転の実用化に向け、道路標識や路面標示向けの材料について「自動運転車のセンサーにも、人間にも認識しやすいものを開発している」との考えを明らかにした。同社3M Conncted Roads Program Business LeaderのAndrew D.Dubner氏(Ph.D.)が2018年2月はじめに来日し、衆議院第一議員会館で開かれた「コネクテッド・ロード昼食勉強会」などで説明した(図1)。「完全自動運転が実用化して、さらに普及が進むまで、何十年もの間は自動運転車と人間の運転者によるクルマとが混在するはずであり、両者に対して見やすいことが必要」(同氏)としている。

 道路標識については、標識面に赤外線を反射する材料でバーコードを形成することにより、自動運転車が標識の内容を認識できるようにする(図2)。標識の内容の他、標識設置位置の緯度経度、設置年月日などの情報を埋め込むことが考えられる。バーコードそのものにはそれほど多くの情報を持たせなくても、バーコードの情報をキーとしてクルマに搭載したデータベースから情報を引き出したり、クラウドからクルマへ多くの情報を送ったりする運用が可能だ。

図2 赤外線で2次元バーコードが見えるようにした標識
図2 赤外線で2次元バーコードが見えるようにした標識
普通は人の目には見えないバーコードのコーティングを標識の表面に設けてある。
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