• 著者:磯達雄(著/文)、宮沢洋(著/イラスト)
    編者:日経アーキテクチュア
    定価:本体2,400円+税
    A4変型判、240ページ
    ISBN:978-4-296-10462-8
    発行元:日経BP
    発売日:2019年11月18日

内容紹介

「バブル建築」とひとくくりにされ、見て見ぬふりされているポストモダン建築 話題作50件の現況をイラスト付きで熱くリポート。

目次

■特別対談
「社会との格闘が生んだ緊張感。これほど面白い時代はない」
隈研吾(建築家)×磯達雄(建築ジャーナリスト)
ポストモダンを輝かせた建築家10選

模索期1975~1982
懐霄館[親和銀行本店第3次増改築コンピュータ棟]|1975|白井晟一研究所-01
 世界の終わりにたたずむ塔
別子銅山記念館|1975|日建設計-02|寄り道
 ただの背景にあらず
今帰仁村中央公民館|1975|象設計集団-03|寄り道
 単純にして豊潤
千葉県立美術館|1976|大高建築設計事務所-04
 家に帰ろう
筑波新都市記念館|1976|洞峰公園体育館|1980|大高建築設計事務所-05,06|寄り道
 陸屋根には戻れない
小牧市立図書館|1977|象設計集団-07|寄り道
 なんとなくフラクタル
角館町伝承館|1978|大江宏建築事務所-08
 アナクロニズムの魔法
金沢市立図書館|1978|谷口・五井設計共同体-09
 ツルツルとザラザラ
渋谷区立松濤美術館|1980|白井晟一研究所-10|寄り道
 渋谷のブラックホール
名護市庁舎|1981|Team ZOO[象設計集団+アトリエ・モビル]-11
 タコライスを味わいながら
弟子屈町屈斜路コタンアイヌ民俗資料館|1982|-12|寄り道
釧路フィッシャーマンズワーフ MOO|1989|毛綱毅曠建築事務所-13|寄り道
 神秘からSFへ
新宿NSビル|1982|日建設計-14|寄り道
 思わぬA級エンタメ建築
赤坂プリンスホテル新館|1982|丹下健三・都市・建築設計研究所-15|寄り道
 フェロモンをまく“蝶”高層
兵庫県立歴史博物館|1982|丹下健三・都市・建築設計研究所-16|寄り道
 リアル姫路城を引用

隆盛期1983~1989
つくばセンタービル|1983|磯崎新アトリエ-17
 ノリツッコミの極意
直島町役場|1983|石井和紘建築研究所-18
 モザイク・ニッポン
伊豆の長八美術館|1984|石山修武+ダムダン空間工作所-19
 偉大なるアマチュア
釧路市立博物館|1984|釧路市湿原展望資料館|1984|毛綱毅曠建築事務所-20,21
 ミクロコスモスとしての建築
球泉洞森林館|1984|道木島安史+YAS都市研究所-22|寄り道
 森に湧き出す巨大な泡
世田谷美術館|1985|内井昭蔵建築設計事務所-23
 隠喩としての「健康」
盈進学園東野高等学校|1985|環境構造センター[C・アレグザンダー]-24
 カワイイ建築じゃダメかしら
織陣|1986|高松伸建築設計事務所-25
 役に立たない機械
ヤマトインターナショナル|1986|原広司+アトリエ・ファイ建築研究所-26
 基壇の上の雲
石垣市民会館|1986|ミド同人+前川国男建築設計事務所-27|寄り道
 モダニストの竜宮城
東京都多摩動物公園昆虫生態館|1987|日本設計-28|寄り道
 蝶の中に広がる蝶天国
龍神村民体育館|1987|渡辺豊和建築工房-29|寄り道
 「混合」の切なさに萌える
東京工業大学百年記念館|1987|篠原一男-30|寄り道
 意外と描きやすい複雑系
フィッシュダンス|1987|フランク・O・ゲーリー-31|寄り道
 湾岸なのになぜか淡水魚
兵庫県立こどもの館|1987|安藤忠雄建築研究所-32
 建築を自ら語る建築
アサヒビール吾妻橋ビル+吾妻橋ホール|1989|日建設計+フィリップ・スタルク-33
 炎のアイコン
湘南台文化センター|1989|長谷川逸子・建築計画工房-34
 アルミに開いた穴・穴・穴
東京都葛西臨海水族園|1989|谷口建築設計研究所-35|寄り道
 裏方までスッキリの超整理力

爛熟期1990~1995
青山製図専門学校1号館|1990|渡辺誠/アーキテクツオフィス-36
 ガンダム渋谷に立つ
ジュールA|1990|鈴木エドワード建築設計事務所-37|寄り道
 「一発芸」と侮るなかれ
東京都庁舎|1991|丹下健三・都市・建築設計研究所-38
 増殖し巨大化するパターン
八代市立博物館 未来の森ミュージアム|1991|伊東豊雄建築設計事務所-39
 そしてみんな軽くなった
M2|1991|隈研吾建築都市設計事務所-40
 メメント・モリ-死を思え
ホテル川久|1991|永田・北野建築研究所-41
 泡に浮かぶ黄金の城
高知県立坂本龍馬記念館|1991|ワークステーション-42
 日本を脱構築いたしたく候
姫路文学館|1991|安藤忠雄建築研究所-43|寄り道
 ディス・イズ・アンドー!
石川県能登島ガラス美術館|1991|毛綱毅曠建築事務所-44|寄り道
 気分は宇宙飛行士
アミューズメントコンプレックスH|1992|伊東豊雄建築設計事務所-45|寄り道
 二卵性双生児の20年後
梅田スカイビル|1993|原広司+アトリエ・ファイ建築研究所-46|寄り道
 進化する空中演出
愛媛県総合科学博物館|1994|黒川紀章建築都市設計研究所-47
 誰にでもわかる現代建築
秋田市立体育館|1994|渡辺豊和建築工房-48
 遍在する世界の中心
西海パールシー・センター|1995|古市徹雄・都市建築研究所-49|寄り道
 最先端のパッチワーク
輝北天球館|1995|高崎正治都市建築設計事務所-50
 ポストモダンの孤独