• 著者:船井総合研究所ファクトリービジネス研究会
    執筆協力:微細加工工業会
    定価:本体2,700+税
    A5判、200ページ
    ISBN:978-4-8222-5696-8
    発行元:日経BP社
    発行日:2018年9月10日

内容紹介

IoT・AI・超ハイテク産業を支える
ニッポン中小企業が有する門外不出の技術を詳細に解説

 高性能なスマートフォンを造るには、組み込まれる電子部品の小型化が必須テーマとなります。組立工場では、その小さな電子部品をハンドリングするためのノズルが必要となります。このノズルに開ける穴はより小さく、より長い穴でなければならないのですが、穴が小さくなればなるほど、長い穴を開けるのは困難です。IoT・人工知能(AI)の時代にますます高度になっていく最先端製品は、微細加工技術なしでは成り立ちません。

 日本がiPhoneの電子部品の50%ものシェアを握っていることに象徴されるように、世界でも有数の競争力を持つ日本の「部品」。これを造るにしても使うにしても、支えているのがニッポン中小企業の微細加工技術です。微細加工を担う会社はその大半が零細・中小企業であり、細かく工程別にサプライチェーンを形成しています。そのため、今まで誰もこの分野を体系的・統合的には説明していませんでした。

 筆者ら船井総合研究所ファクトリービジネス研究会は、10年以上の長きにわたって部品加工会社向けのコンサルティングや経営者向け勉強会を手掛けており、その会員社数は100社を超えています。こうした知見に基づき、切削、プレス、樹脂成形などさまざまな分野で活躍する日本各地の優良中小企業の技術を集大成し、その技術と強さを詳細に解説します。製品企画・設計を一歩先へ進めるヒントが満載です。共著者として、微細加工の分野において日本でも権威的存在である微細切削加工研究所の協力も得ています。

目次

【第1章】微細加工とは何か
【第2章】私たちの生活を変える微細加工技術
【第3章】微細加工技術を支える工具と工作機械
【第4章】失われた加工技術を取り戻せ
【第5章】世界が驚く日本の微細加工サプライヤー

愛工舎(岐阜)/入曽精密(埼玉)/エムアイ精巧(埼玉)/エムテック(茨城)/エルグ(群馬)/木村製作所(京都)/キャステム(広島)/共和製作所(愛知)/狭山金型製作所(埼玉)/親和工業(埼玉)/東成エレクトロビーム(東京)/中川製作所(三重)/日本マイクロMIMホールディングス(大阪)/hakkai(新潟)/微細切削加工研究所(埼玉)/フォワード(長野)/二九精密機械工業(京都)/プラスエンジニアリング(宮城)/マツダ(静岡)/山内スプリング製作所(福井)/ワークス(福岡)