• 監修:松林 光男
    著者:竹内 芳久、川上 正伸、松島 大輔
    定価:本体2,400円+税
    A5判、240ページ
    ISBN:978-4-296-10247-1
    発行元:日経BP
    発行日:2019年5月20日

内容紹介

 本書は「日本の製造業の未来」についてまとめたものです。日本は1980年代、製造業を核に“Japan as No.1”として世界一のGDPと競争力を有していましたが、現在のGDPは世界3位に後退し、競争力も26位にまで順位を下げています(スイスIMD 世界競争力センターの調査より)。

 “Japan as No.1”と称されたころの製造業を知る者にとって、現在の状況はもどかしく、「どうすれば世界一の座に返り咲くことができるのか」と考える日々です。本書では、製造業に関わる学者やコンサルタントの英知を集め、この課題についてのひとつの解を示そうと取り組みました。

 製造業の競争力は、製品(ハード)そのものの競争力と、製品のサービス化での競争力が重要になります。この2つの競争力を向上させるのはまぎれもなく技術力であり、「ハードの技術力(製品に対する技術力)」と「ソフトの技術力」の両方が欠かせません。ハードの技術力の大小は、設計者や生産技術者などのエンジニアリングチェーン(研究・開発・生産技術)の人材の質と量(質×量)により決まります。一方のソフトの技術力は、サプライチェーン(計画・調達・生産・販売・物流)の業務推進者と、IT・IoT・AI活用のシステムに関わる人材の質と量により決まると考えます。

 本書では、日本の製造業が再び世界一の座に返り咲くために技術面、経営面から提言をします。(本文から抜粋)

目次

第1章 グローバル製造業としての課題と戦略
第2章 グローバル製造会社の将来の姿
第3章 グローバルエンジニアリングチェーンの将来の姿
第4章 グローバルサプライチェーンの将来の姿
第5章 グローバルスマート工場の将来の姿
第6章 グローバル製造業の地域戦略