駅を中心にまちづくり、横浜市が指針策定

羽沢横浜国大駅の都心側で、軌道はやや北側にカーブする(写真:大野 雅人)
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 2面のホームの間に上下線の電車が停車する羽沢横浜国大駅ホーム(2面2線)付近では、線路敷設工事や電設工事が進む。ホームに立つと、都心側へ5パーミルの上り勾配があることは気付かない。

相鉄・JR直通線の平面図。羽沢横浜国大駅の北側は高台で農地が点在する(資料:鉄道建設・運輸施設整備支援機構)
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相鉄・JR直通線の断面図(資料:鉄道建設・運輸施設整備支援機構)
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 羽沢横浜国大駅ホームの西谷方は、すぐにシールドトンネルになる。1月中旬の時点では複数の軌陸車が線路上を往復していた。

羽沢横浜国大駅の相鉄線方面。ホーム末端からすぐにシールドトンネルになる(写真:大野 雅人)
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 また、都心側端部は、まだ線路が敷設されていない部分もある。こちらは開削工法の箱形トンネルが続く。都心方ホーム端から、100m先にある相鉄・JR直通線と相鉄・東急直通線の分岐点は見えない。

羽沢横浜国大駅の都心方面。擁壁区間に注ぐ自然光が見える(写真:大野 雅人)
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 再び地上へ出ると、赤レンガの駅舎壁面や、換気塔が見えた。駅周辺は土地区画整理事業が実施されている。

羽沢横浜国大駅の駅舎建設現場。写真右側が吹き抜け構造(写真:大野 雅人)
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羽沢横浜国大駅前に立つ換気塔。写真右奥の高台に農地が点在する(写真:大野 雅人)
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 羽沢横浜国大駅の北側には農用地区域や農業専用地区に指定された農地や病院、南側には横浜国立大学がある。横浜市は2015年に同駅を中心とするまちづくりガイドラインを策定した。駅へのアクセス性、安全性を確保しながら、農地や樹林地を保全・活用していく考えだ。

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