2回に分けて送り出し

 前方の多軸台車自体が妨げになって、このままでは橋桁の先端を橋台(AH本1)に載せることができない。そのため、橋桁は2回に分けて送り出された。

 途中で橋桁の荷重を橋脚(PH本1)に移し、前方の多軸台車は橋桁の中央付近へ移動して、受け替えて再び送り出す。橋桁が送り出される距離は、1回目が約13.5m、2回目が約25.5m。

(写真:大上祐史)
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 2回目の架設作業を、定点からのタイムラプス動画(18秒)に収めた。

 橋桁が橋台(AH本1)に到達した。

(写真:大上祐史)
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 橋桁を1.2m降下して、橋台(AH本1)の上に設置する。

(写真:大上祐史)
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 橋桁の位置調整、約0.2mの最終降下と続く。

(写真:大上祐史)
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 「横浜環状北西線 多軸式特殊台車による送り出し架設」はここまでとなる。

 工事の概要は以下の通り。

  • 工事名:高速横浜環状北西線(東方・川向地区)街路整備工事(橋りょう上部工)
  • 工事費:約40億9000万円(税込み)
  • 発注者:横浜市道路局横浜環状北西線建設課
  • 受注者:宮地エンジニアリング・古河産機システムズJV
筆者の大上祐史さんは、インフラ建設現場の見学会などに積極的に参加してリポートするウェブサイト「ラジエイト」を運営しています。