全国ワースト混雑率の東京メトロ東西線。その南砂町駅では、線路やホームを増設する改良工事が進む。総事業費は340億円。2020年度の完成を目指す。2017年12月中旬、大林組・前田建設工業・西武建設JVなどが施工する現場を地上から見た。

35‰(パーミル、1000分の35)の急坂を駆け下り、南砂町駅へ進入する東京メトロ東西線の電車。南砂七丁目交差点の上に架かる鉄橋は新砂架道橋(写真:大野 雅人)
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海側を向く南砂町駅仮設出入口。拡幅工事はこの仮設出入口から都心方向で行われている(写真:大野 雅人)
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南砂町駅タクシー乗り場から南砂町駅仮設出入口方向を見る。このロータリーの直下付近に、西船橋方分岐器が設置される(写真:大野 雅人)
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 1969(昭和44)年に開業した南砂町駅(江東区南砂3)は、もともと洲崎川と呼ばれる運河の下にケーソン工法で築造した。開業から19年が経った88年には、洲崎川が埋め立てられ、駅の上は道路と民有地として整備された。

 この南砂町駅の改良工事は、既存の島式ホーム1面とそれを挟む上下線路から、島式ホーム2面と線路3線に広げる。

改良後の南砂町駅イメージ。既存ホームの海側空間を掘削し、新たにホームや線路、分岐器を置くイメージ(資料:東京メトロ)
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改良後の標準断面。都心側を背にして、西船橋方を見たイメージ。営業運転を続けながら、既存空間の外側を広げていき、海側にホームと線路を設置する(資料:東京メトロ)
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 さらに、地上出入口を結ぶ階段とエスカレーター、エレベーターがホーム両端部分にある現状を改善。地下1階部分にコンコースを新設し、地下2階部分にあるホームとつながる階段やエスカレーターなどを、ホーム中央部分に再配置し増設する。利用者の動線もホーム中央側に集約させる。

工事完了後のイメージ。海側にホームや線路を置き、2面3線のホーム構造に改良。利用者の動線もホーム中央側に集約させる(資料:東京メトロ)
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 このように地下で進む大工事だが、利用者が普段目にするホームから工事の様子は見えない。