JR東海は、東京と愛知の両都市圏の大深度地下に建設するリニア中央新幹線のシールドトンネルで、初弾となる工事の入札手続きを開始した。ともに設計・施工一括で発注する。

北品川工区のトンネル工事で、発進たて坑となる北品川非常口。11月7日に撮影。円柱状の地中連続壁が完成し、掘削を始めているようだ(写真:山崎 一邦)
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 東京側は、延長36.9kmに及ぶ第一首都圏トンネルのうち、品川駅から川崎市に設ける等々力非常口までの北品川工区(9.2km)。品川駅の南西に建設中の北品川非常口を発進たて坑にして、品川と川崎の両方向に掘進する。この区間の土かぶりは最大で約90m。

第一首都圏トンネルの北品川工区の位置図(資料:JR東海)
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 愛知側は、34.2kmの第一中京圏トンネルのうち、愛知県春日井市内の坂下非常口から勝川非常口までの坂下西工区(10.1km)。この区間では土かぶりが最大約100mに及ぶ。

第一中京圏トンネルの坂下西工区の位置図。非常口の工事は坂下が契約済みで、勝川は今年10月から入札手続きに入った(資料:JR東海)
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