皇居へつながる広い遊歩道

■東京駅丸の内駅前広場の平面図
(資料:JR東日本)
[画像のクリックで拡大表示]
■東京駅丸の内駅前広場の完成イメージ
(資料:JR東日本)
[画像のクリックで拡大表示]

 東京駅丸の内駅舎は行幸通りで皇居につながる国家を象徴する駅として造られた。建築家の辰野金吾が設計した。しかし、戦災で3階部分や特徴的なドーム屋根を焼失した。

 一方、戦後の丸の内駅舎前は車道中心の空間となり、再整備で2010年以降は遊歩道が中心を占める行幸通りとの一体性が損なわれていた。

行幸通りの遊歩道から見た東京駅丸の内駅舎。11月8日に撮影(写真:日経コンストラクション)
[画像のクリックで拡大表示]

 JR東日本は12年10月に丸の内駅舎の復元を完成させると、この一体性を高めることを目指して東京都とともに新たな丸の内駅前広場の整備に着手した。

 約6500m2の歩行者空間である丸の内中央広場を中心に、丸の内駅舎の北口前には約5900m2の交通広場(北部)、南口前には約6300m2の交通広場(南部)を配する。舗装材は、行幸通りのデザインとの調和を図って、車道以外の部分には白を基調とする御影石を採用している。