12月上旬、大成建設が施工を担当している新国立競技場の建設現場付近の道を歩いていて、「あっ」と声を上げそうになった。現場の背後に、この秋に何回か見たアニメ映画「君の名は。」など、新海誠監督作品で美しく描かれたNTTドコモ代々木ビルや西新宿の超高層ビルが林立している景色が一望できたからだ。

大成建設が施工を担当する新国立競技場の建設現場を南東から見ると、背後に尖塔(せんとう)のような形をしたNTTドコモ代々木ビルや西新宿の超高層ビル街が見える。12月6日に撮影(写真:日経コンストラクション)
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 秩父宮ラグビー場で大学ラグビーの試合を観た後、これまでは新国立競技場予定地の西側の道を歩いてJR千駄ケ谷駅へ行くのが常だった。先日はたまたま東側の道を通ったために、北西に位置する建築群が視野に入った。

 「君の名は。」で重要な場所として描かれたJR信濃町駅前の歩道橋も、この現場から指呼の間にある。新国立競技場は、新海監督のホームグラウンドとも言えるJR中央線新宿─四ツ谷間の沿線に建設されることを実感した。

 大成建設は、自社案件の建設現場を描くアニメCMに新海監督をたびたび起用している。これまでアニメCMの現場は海外案件ばかりだったが、12月11日の起工式を経て工事が本格化するこの競技場は例外になり得るのではないかと思った。

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 競技場の現場を題材としてアニメCMの新作を制作する予定はあるかと大成建設に聞いてみた。