• 設計手法の転換で、新技術導入の枠組みが完成
  • 供用期間100年を明示し、維持管理時代に対応
  • 熊本地震の教訓から、調査・計画段階の“耐震設計”を重視

 国土交通省は7月、「橋、高架の道路等の技術基準」(道路橋示方書)を5年ぶりに改定した。2018年1月1日以降に着手する設計には、新しい基準が適用される。

 道路橋示方書が初めて制定されたのは45年前。以降、大地震による構造物の損傷や橋梁の劣化の顕在化など、様々な問題に対処しながら改定を繰り返してきた。

 過去の改定と比べて、新設計手法の導入や供用期間の明確化、熊本地震の教訓を受けた地震対策など、あらゆる内容を盛り込んだ点が、今回の大きな特徴だ(図1)。

図1 ■ 近年の示方書改定の主な内容と経緯
国土交通省の資料を基に日経コンストラクションが作成
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