阪神高速道路株式会社・設計不具合改善検討会(編) 定価:本体5,200円+税

 日経BP社は3月6日、書籍「設計不具合の防ぎ方 増補改訂版」を発行しました。発注者が自ら明かした、実際に起こった200の不具合事例をまとめた類例のないマニュアルです。

 増補改訂版では、点検義務化や大規模修繕の事業化を踏まえ、不具合事例をさらに充実させました。

 この短期連載では、本書の内容の一部を紹介していきます。第4回は、構造物が実際に使われている供用段階の不具合53事例のなかから3つを紹介。

 阪神高速および他機関で発生した設計の不具合事例として橋梁66件、地下構造物52件、付属構造物29件、また、供用段階の不具合事例として53件の合計200件を精選しとりまとめた。

 供用段階に関する不具合事例は、下表に示すように橋梁鋼構造物19件、橋梁コンクリート構造物16件、橋梁基礎1件、橋梁付属物12件、道路付属物4件、開削トンネル1件の合計53件である。

供用段階に関する不具合事例一覧
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 掲載した不具合事例は、施設や具体的部位・箇所など、不具合の原因分類、発見者、発見時点、リスクマトリックスを示し、続いて不具合の概要、解説図とその対策、さらには建設へフィードバックすべき事項を示した。