定価:本体3,500円+税
堀与志男 ほか(著)
日経コンストラクション(編)
A5判、400ページ
ISBN:978-4-8222-5798-9
商品番号:266340
発行日:2018年3月12日

***お知らせ***
技術士試験制度の改正が来年度実施されることに決定されました。
  今回が現行試験制度下での最後の試験です。
  傾向がつかめ対策を講じられる今回で、ぜひ合格してください。

改正から5年間の出題内容を基に想定問題や解答例などを一新し、記述式や択一式の解き方をより効率的に習得できるよう大幅に改訂

2017年度の筆記試験(建設部門)の合格率は前年度を0.4ポイント下回る13.8%でした。「土質及び基礎」のように改正後の5年間で最高の合格率に上昇した科目が見られる一方で、「鋼構造及びコンクリート」などは10%前後に急落しました。不合格となった多くの受験者に共通するのが、例えば記述式では題意の誤解や重要なキーワードの欠落です。択一式でも、勉強方法を勘違いしている人が少なくありません。本書は出題内容が広範囲に及ぶ択一式の攻略法や論文の書き方に悩む受験者に向けて、合格に欠かせないノウハウが効率的に身に付く方法を指南します。

【2017年版との違い】

2013年度の改正から5回の試験を経て、出題方法や傾向が明らかになってきました。この18年版では、18年度の試験で必須のテーマやキーワードをより効率的に把握できるよう、想定問題などを一新。記述式の解き方や択一式の勉強方法も基本から解説します。

<記述式試験>
2017年度までの傾向を踏まえ、論文の種類や選択科目ごとに出題パターンを整理。論文を短時間で組み立てる方法や記述内容について、論文の構成例を示しながら説明します。さらに、18年度の試験で押さえておくべき重要なテーマを取り上げ、解答のポイントと論文に盛り込むべきキーワードを選択科目ごとに明示しました。受験者が多い主要8科目では、想定問題や論文例も一新しました。

<択一式試験>
出題テーマがほぼ固まってきたことから、出題の可能性が高い主要な分野やテーマごとに2018年度の想定問題を作成しました。記述式の対策にも役立つよう、参考文献も交えながら解説しています。

<口頭試験>
2017年11月~18年1月に実施された口頭試験の最新の内容を基に、想定される質問や答弁における留意点などを、試問事項ごとに整理しました。

目 次

第1章 出題傾向と勉強方法

1-1 出題内容と傾向
 (1)択一式
 (2)専門知識と応用能力を問う論文
 (3)課題解決能力を問う論文
 (4)口頭試験
1-2 筆記試験の勉強方法
 (1)択一式
 (2)記述式
 (3)試験のスケジュール
1-3 受験科目を選ぶにあたって

第2章 業務経歴票の書き方

2-1 受験申込書の作成時の注意点
 (1)受験申込書は口頭試験の第一段階
 (2)業務経歴はできるだけ細部まで拾い出す
 (3)選択科目に関する業務内容を主体に
2-2 業務経歴票の記入方法
 (1)業務経歴の行はすべて埋める
 (2)地位・職名欄は責任ある立場をアピール
 (3)従事期間(業務経験年数)は切れ目なく
 (4)業務内容の欄は技術的な論点を交えて明確に
 (5)詳細欄には課題や問題点、解決策も記述
 (6)「何をしたか」ではなく「どう考えたか」を
 (7)受験申込書は必ず控えを残す

第3章 択一式への対処法

3-1 出題範囲と傾向
3-2 勉強方法
3-3 想定問題と解説

第4章 記述式論文の書き方

4-1 論文構成と記述内容
 (1)選択科目II-1の論文
 (2)選択科目II-2の論文
 (3)選択科目IIIの論文
4-2 受験者の「系」に合わせた勉強方法
 (1)選択科目の分類
 (2)出題予想とテーマの絞り方
 (3)勉強するテーマの数
 (4)論文の作成に必要な情報の集め方
4-3 科目別の出題予測とポイント
 土質基礎
 鋼コンクリート
 都市計画
 河川砂防
 港湾空港
 電力土木
 道路
 鉄道
 トンネル
 施工計画
 建設環境

第5章 文章作成ルールを再確認しよう

5-1 文章作成のルール
 (1)文字について
 (2)漢字表記とかな表記
 (3)見出しの段階を統一
 (4)段落の最初は1文字下げる
 (5)受験者に見られる論文作法の癖
5-2 わかりやすい文章を書くために
 (1)文を短くする
 (2)主語を省略しない
 (3)主語と述語が不一致のねじれ文
 (4)答案では重複表記を避ける
 (5)誤字・脱字は不注意と思い込みが原因
5-3 わかりやすい答案を書くために
 (1)わかりやすい答案作成の訓練
 (2)手書き原稿の作成

第6章 口頭試験対策

6-1 受験申込書の作成から筆記試験まで
 (1)口頭試験の内容
 (2)業務経歴票の作成
 (3)筆記試験の当日
 (4)再現論文の作成
6-2 筆記試験から口頭試験まで
 (1)業務経歴票の内容の再確認
 (2)再現論文の補強
6-3 口頭試験の試問内容
 (1)経歴に関する試問内容
 (2)選択科目IIIの答案に関する試問内容
 (3)技術者倫理に関する試問内容
 (4)技術士制度の認識その他に関する試問内容
6-4 口頭試験の心構えと注意事項
 (1)答弁は簡潔に
 (2)わからない質問には確認を
 (3)試験官を顧客と思え
6-5 想定質問と答弁における留意点
 (1)経歴および応用能力に関する想定質問と解答例
 (2)技術者倫理や制度などに関する想定質問と解答例