東京・銀座で注目の商業施設「GINZA SIX(ギンザ・シックス)」が4月20日にオープンする。松坂屋銀座店跡地を含む2街区を一体化し、建物の延べ面積は約14万8700m2。銀座エリアで最大規模を誇る。再開発の検討は2003年に始まり、開業まで約14年を要した。設計を担当したのは鹿島と谷口建築設計研究所(東京都千代田区)による銀座六丁目地区市街地再開発計画JV、施工は鹿島だ。

東京・銀座で4月20日オープンを予定している商業施設「GINZA SIX(ギンザ・シックス)」。写真は中央通りから撮影した外観(写真:日経アーキテクチュア)
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 建物は地下6階・地上13階建てで、高さは約56m。敷地は約1.4ha。西は中央通りに面し、間口は約115mに及ぶ。商業とオフィスのほか、文化・交流施設として「観世能楽堂」が地下3階に入る。

地下3階には、「観世能楽堂」が入る。480席、約1600m2。地域に開かれた多目的ホールとして活用するほか、災害発生時には帰宅困難者約1000人の受け入れにも使用する(写真:日経アーキテクチュア)
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 ギンザ・シックスは第一種市街地再開発事業を適用し、2街区の間に走る区道を、敷地東側の三原通り沿いに付け替えて2街区を一体化した。また、大街区化によって街の回遊性を妨げないために、敷地内を東西、南北に通行しやすいように配慮。24時間通れる敷地内通路も設けた。

敷地を南北に貫く通路。照明で明るくし、暗い印象を持たせないように配慮した。地下に搬出入口や駐車場があり、トラックや一般車両はここから出入りする(写真:日経アーキテクチュア)
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