「働き方改革」が議論されるなか、長時間労働の是正などと併せて、労働生産性を高めるための取り組みに注目が集まっている。オフィス空間の整備もその1つだ。三井不動産と三井デザインテックは3月9日、米国・シリコンバレーエリアを中心に共同で実施した意識調査を基に「USオフィスワーカー調査2016」を公表した。シリコンバレーエリアに学ぶ同調査から、「打ち合わせ」が生産性を高める空間づくりの鍵を握っていることが分かった。

オフィスに設置してあるスペースに関する調査結果。米国では「プレゼンルーム」や「集中作業コーナー」のほか、ウエルビーイング(健康)を意識したスペースが多数備えてあるという回答が多く、日本と大きな開きがある(資料:三井デザインテック)
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 調査では、オフィスに導入されているスペースの有無を聞いた。米国ではプレゼンルーム(93.1%)や集中作業コーナー(91.0%)があるとの回答が9割を超えた。さらに、キッチン(88.9%)やシャワーブース(61.1%)、更衣室(59.2%)、運動のためのスペース(55.1%)など、ウエルビーイング(健康)を意識した設備が導入されているとの回答も目立った。

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