田中角栄の業績の中で特に毀誉褒貶(きよほうへん)にさらされ、今日においてもたびたび言及されるのが「日本列島改造論」であろう。この論は、選挙区への利益誘導と批判され、土建国家構想の極みとも揶揄(やゆ)されてきたが、田中の生涯の中で最大規模の構想案であった。

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