新しい構造と材料の建築を、次々と生み出している坂茂氏。その原点は、やはり紙の建築だろう。しかし、米クーパー・ユニオン卒業、磯崎新アトリエ勤務という経歴からは、そうした構造や材料への志向がいつ芽生えたのかは見えてこない。なぜ独自の構造や材料を追究することになったのか。そしてなぜ紙だったのか。偶然の巡り合わせもあるが、目指すべき建築家像を持ち続けたことで、今の坂氏につながる道が切り開かれた。(全3回のうちの第1回)

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